Y「あいつにアタックしてみない?」
T「えらいデカイなぁ!まぁ俺らならいけるやろ」
そいつは飢えている俺たちにとって魅力的すぎる獲物だった。そいつの中央部はそこら辺のやつらよりもふたまわりほど盛り上がっていて、私を見てと言わんばかりに外部に露出している。
Y「せっかくだしいってみよう。15分以内に片付けちゃえば食い逃げできるって」
T「ああ」
腹をくくった俺たちは、上着を脱いでベルトをゆるめ、準備万端でそいつがこっちへ向かってくるのを待った。そいつが射程圏内に入った瞬間、一気に襲いかかる!
まずそいつのもり上がった部分を口いっぱいにほおばる。突然の襲撃にもかかわらず、慣れているのかそいつは全く動じなかった。もっと下まで攻めなきゃダメ!とでも言っているかのような余裕だ。俺らも負けてはいられない。下の潤った部分にも手をのばす。
熱い!火傷しそうなほどに熱い!
口を近づけていき、ちぢれたものをかきわけて汁を吸い上げ、必死に攻める。しかし相手は一向に表情を変えない。
くそっ!こっちが息切れしてきた…
Tが奇策に出た。
そいつの中があまりに熱いためか、棒を突っ込んでは外に出し、冷ましている間に上のモノにかじりつく。効率よく攻めようって作戦のようだ。なるほど、スピード勝負だとわかってはいたがそこまで考えているとは!頭のいいやつは違うな。
タイムリミットが近づいてきた。これ以上時間をかけてはまずい。相手の中はいまだ熱く、ほとんど液体まみれの状態にまではきたのに、なかなかフィニッシュまで到達しない。
そうこうしているうちにこっちの方が先に限界が来た。もはや汁をすする体力もない。ダメだ…これ以上は……
「爆弾塩ラーメン840円でーす!」
敗北感に苛まれながら、俺たちは餃子の王将から出て行った……
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コメント
無題
僕は一度成功したけど、王将に行ったのに餃子もから揚げも食べられなかった敗北感でいっぱいでした笑
posted by いーぴん at
2010/03/16
01:32
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